2009年12月アーカイブ



打つ人がいなくて、新型インフルエンザワクチンを廃棄したところもある。


誰が通報したか知らないが、


孫に打ったくらいゆるしてやったらどうか。


「孫にワクチン」院長、接種委託契約を解除


 兵庫県宝塚市の小児科診療所の院長が医療従事者用の新型インフルエンザワクチンを孫に接種した問題で、厚生労働省は25日夜、今後はワクチンを同診療所に供給しないことを決め、院長に接種業務委託契約の解除を伝えた。



 現在、同診療所での接種を希望する幼児らは約270人に上るとみられ、今後、市医師会が近隣の病院などで接種できるよう調整する。


 同省は、院長が10月下旬、医療従事者用のワクチン1瓶(大人2人分)を孫に使用した際に余ったワクチンを廃棄したことと、同省が11月中旬、匿名の情報提供に基づいて実態調査に乗り出した際、院長が虚偽報告したことを重くみて、契約解除に踏み切った。


 院長は「接種を希望する多くの患者さんに迷惑をかけてしまい、大変申し訳ない。襟を正したい」と話している。


(2009年12月26日15時35分 読売新聞)



一度に使い切れずワクチン廃棄 新型インフル、福井の病院


 容器が大きすぎて使い勝手が悪いとの指摘が出ている新型インフルエンザのワクチンをめぐり、福井県の公立病院が10ミリリットル入り製剤の瓶を一度に使い切れず、残りを廃棄していたことが10日、分かった。


 開封後は24時間以内の接種が厳守で、病院は「すべて使い切る計算で予約人数を振り分け、余らないよう工夫したが、突然のキャンセルでやむなく廃棄した」と苦渋の様子。厚生労働省は「各地の医療機関から批判があり、無駄が出ないよう今後は10ミリリットルの生産を中止する」といい、新年から1ミリリットルと妊婦用の0・5ミリリットルの2種類にする。


 病院によると、1歳から小学3年生のワクチン接種が始まった7日、予約のあった88人のうち22人がキャンセルした。10ミリリットル入り瓶の2本目を半分程度使用したところで接種が終わり、約5ミリリットルを廃棄した。


(12/10 共同通信)




「新型インフルエンザ-4」


せきエチケットの徹底を


 安井良則主任研究官


 世界中に広がり続ける新型インフルエンザ。国内発生当初、大阪府内での疫学調査などに当たった国立感染症研究所感染症情報センター の安井良則主任研究官に、実態や、秋以降に予想される大流行への備えを聞いた。


   ―夏でも新型インフルエンザの感染が拡大した。今後の備えをどうするべきか。


 「ほとんどの人が免疫を持たないため、このウイルスに対しては皆が『感受性者』だと言える。行政や医療機関は本格的な流行に備えた準備を緊急に進める必要がある。まずは医療態勢を破綻させないことが大事になるだろう」


 「基礎疾患のある人や妊婦ら、重症化のリスクが高い人が医療機関を受診できない事態は避けなければならない。大きな病院だけでなく、地域の診療所などでも新型インフルエンザ患者への積極的な対応が求められるだろう」


 ―患者が一気に増え、医療機関に殺到するのでは。


 「そうならないよう、なるべく流行のピークをなだらかにする必要がある。流行の『本体』は学校だ。幼稚園、保育園から小、中、高校などで集団感染を極力減らすことが大事だ。ただ、いったん本格的流行になった場合のコントロールは容易ではない。医療態勢や社会機能の維持のため、広い地域での一斉休校などもあり得るかもしれない。もちろん、個人レベルでも簡単に感染しないよう努力をするべきだ」


 ―具体的には。


 「新型といっても、感染経路は毎年流行する季節性インフルエンザと同じで、感染した人のせきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことで主に感染する。普段のインフルエンザ対策の延長になる。流行している地域では、なるべく人込みを避けることが必要だ」


 「感染拡大防止の基本として、ぜひ『せきエチケット』を徹底してほしい。これが一番重要だ。手洗いも重要だが、とにかくせきエチケットだ。感染した人はマスクを着用すること。マスクがない場合は、せきやくしゃみをする時はティッシュやハンカチで鼻と口を覆い、人から顔をそらせて1メートル以上離れてほしい。健常者も飛沫を浴びるのを防ぐため、マスクをすることに意味がないわけではない。家庭でマスクを備蓄しておくのもいいだろう」


 ―季節性インフルエンザのワクチンは打つべきか。


 「秋以降の流行の状況を見極める必要があるだろう。新型インフルエンザだけが流行するのであれば必要ないが、その保証はまだどこにもない。現時点では冬季の季節性の流行にも備えるべきだと思われる」(共同通信 山本峰次)(2009/09/08)




議場で咳「バカヤロウ」、インフルで懲罰委 茨城・常総


asahi.com



 新型インフルエンザが流行する中、14日の常総市議会本会議で、議場で咳(せき)をした議員に対して注意した議員が、暴言を吐いたとして懲罰特別委員会にかけられることが決まった。新型インフルの拡大防止に重要とされる「咳エチケット」を巡るドタバタ騒ぎに、傍聴の市民らから失笑が漏れた。


 懲罰特別委の対象になったのは茂田信三議員。動議を提出したのは25人の市議のうち一方の当事者である喜見山明議員ら17人。


 「懲罰の件」と題した議案の提案理由を説明した喜見山議員は「3日の議会で喜見山議員が質問をして自席に戻る時、咳をした。その際、茂田議員に『マスクや手をあてないで咳をするとはバカヤロウ』と暴言を吐かれた。議員の品位が著しく欠けている」と説明した。


 ところが、喜見山議員の前に座る議員が「注意された喜見山議員が『うるさい』と言ったから、茂田議員が『バカヤロウ』と言ったのでは」と質問すると、喜見山議員は「『バカヤロウ』と言われたので『うるさいな』と言った」と応じ、議論は平行線に。傍聴席からは「地に落ちたな」とつぶやきも漏れた。


 弁明に立った茂田議員は「謝罪をする気はない。喜見山議員は5回くらい上を向いて咳をした。インフルエンザは死ぬこともある。自分の体は自分で守る」とし、ほかの議員の批判も始めるなど約20分間力説した。


 結局、賛成多数で懲罰特別委を設置し、委員10人も決まったが、正副委員長が決まらず、後日、議長が委員会を招集することになった。(土田芳孝)




議会中、同僚議員のセキに「バカ野郎」


 本会議の最中に、同僚議員に「バカ野郎」と暴言を吐いたとして、茨城県常総市議会は14日、茂田信三議員(57)に対する懲罰特別委員会を設置した。


 茂田議員は今月3日の本会議で、座席が近い喜見山明議員(58)が数回せきをした際、ハンカチなどで口を押さえていなかったため、新型インフルエンザがうつる可能性を指摘し、「バカ野郎」と言ったとされている。


 本会議で弁明の機会を与えられた茂田議員は「注意したら『うるさい』と言われたので、『バカ野郎』と返した」と釈明した。


(2009年12月15日13時21分 読売新聞)