2009年5月アーカイブ



今週に入って、インフルエンザのニュースがパタッと止まった。


こんなことでいいのか?


いままで散々煽り立てて、まずいとなったら手のひらを返したような態度。


これがマスコミ、ジャーナリストか。


あとに残るのは何か。


真の反省がなされているのか。




木村先生はすごい人ですね。


よほど肝のすわっている人じゃないと、こうは言えませんよ。拍手!!


「機内検疫はパフォーマンス」検疫官、参院予算委で批判


新型インフル


 28日午前の参院予算委員会で新型インフルエンザ対策などに関する集中審議が行われ、参考人として出席した厚生労働省職員で羽田空港の検疫官、木村盛世氏が米本土などからの旅客便を対象に一律に行った機内検疫を「(政府の)パフォーマンス」などと批判した。



 木村氏は、政府の当初対策が機内検疫による「水際対策」に偏りすぎたとし、「マスクをつけて検疫官が飛び回っている姿は国民にパフォーマンス的な共感を呼ぶ。そういうことに利用されたのではないかと疑っている」と述べた。さらに、「厚労省の医系技官の中で、十分な議論や情報収集がされないまま検疫偏重になったと思う」と強調した。


 一律の機内検疫は政府の新たな「基本的対処方針」で22日に終了したが、木村氏は「現場としては大して変わっていない。今もかなりの労力をかけて検疫を行っている」と指摘した。


 木村氏は民主党の要請で参考人に呼ばれ、同党の鈴木寛氏の質問に答えた。


(2009年5月28日14時22分 読売新聞)




空気感染がないのなら、N95マスクは要りません。


季節性インフルエンザと同じ対応でよいことになる。


新型インフル「感染性さほど強くない」 国立感染研調査


2009年5月27日19時40分 asahi.com



 国立感染症研究所は26日、大阪府で初めて新型の豚インフルエンザ感染が確認された関西大倉中学・高校(茨木市)で実施した疫学調査を中間報告した。ゴールデンウイーク明けの11日以降、同じクラスで感染が広がり、通学バスで学年の壁を超えて拡大していったことが、調査でみえてきた。


 患者の生徒や家族、学校関係者から症状や接触状況などを聞き取った。


 11日に、高校2年のクラスで3人が季節性のA型インフルエンザの疑いで欠席、12日に同じクラスの8人が熱を出して早退。13日に高校2年全体で欠席者が36人に達し、学年閉鎖になった。


 16日には高校2年の女子生徒が新型インフルと判明、学校閉鎖となった。こうした経緯から感染は高校2年から始まった可能性が高いという。



 感染の広がり具合や教室の席の位置などから、親しい生徒同士で感染が始まったことも分かった。


 高校2年から別の学年へ広がった原因は、約1900人の生徒のうち1500人が使う通学バス(3系統)が考えられた。常に満席で、会話が盛んだった状況などから、バスで学年をまたいだ感染を起こしたらしい。同校は弁当が多く、人が集まる食堂はあまり利用されていなかった。


 国立感染研の安井良則・主任研究官は「比較的、長時間、近くで接触するうち、(つばやせきなどによる)飛沫(ひまつ)を吸い込んで感染していったようだ。空気感染があったとは思えない」と指摘。


 さらに、同校の通学区域が広範囲にもかかわらず、感染は友人や家族などに限られていることから、「それほど高い感染性はないだろう」との見方を示している。


 ゴールデンウイーク中に海外に行った人も調査したが、いずれも発症はなく、感染の始まりは依然不明だという。


 安井さんは、学校関係者や生徒、保護者らが誹謗(ひぼう)中傷などを受けている状況を指摘。「誰が悪いというわけではない」と冷静な対応を呼びかけた。(錦光山雅子、本多昭彦)




今日のテレビで何かの会場の参加者全員にマスクを配布し、着用させていた。


準備したマスクは10万枚だと。


全員マスク着用はナンセンスでしょう。


咳エチケット(→咳・熱など症状のある人のみマスク着用)に変更してゆくべき。


そうじゃないと、マスクがなくなってしまいますよ。


追加:


サーモグラフィというのも馬鹿げているので、いい加減で止めてください。




外岡先生の言うとおりです。


「マスクで予防」過信は禁物 ウイルス、髪や服にも


2009年5月21日5時33分 asahi.com



 インフルエンザは、感染した人がくしゃみなどをした際に飛ぶしぶき(飛沫(ひまつ))を周囲の人が吸い込むことで感染していく、とされる。


 外岡(とのおか)立人・元北海道小樽市保健所長はマスクについて、「着ければ安全、と期待しすぎないほうがいい」。ウイルスを含んだ他人の飛沫が口から入るのを防ぐことができても、髪や衣服などに飛び散っている可能性もある。衣服などに付着したウイルスに触った手を口に運べば、そこから感染することもある。


 北里大学の和田耕治助教(公衆衛生学)らの実験によると、季節性インフルのウイルスは、不織布製マスクの表面上で8時間、感染力を持った状態が続いていたという。


 国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長も、症状があったり、感染した人と濃厚に接触したりした人が、周囲に感染を広げないために着ける場合に意味があると指摘する。


 欧米、日本でも共通してあげられているのは「せきエチケット」。せきやくしゃみをする際はティッシュで鼻と口を覆い、使用したティッシュはすぐにごみ箱へ。そしてすぐに手を洗ってウイルスを洗い流す。英国政府は「自分を守るとともに周囲に広がりを防ぐため」と説明する。



 外岡さんは「日本では自分をどう守るかということが強調されがちだが、欧米では感染源にならないためにはどうするか、というほうに比重が置かれている」と話す。


 日本政府が今年2月につくったガイドラインでは、市区町村は住民らにマスク着用を勧めることになっている。


 ただ、政府の対策本部専門家諮問委員会が、神戸市の高校生らの新型インフル感染が確認された16日に出した「基本的対処方針」では、人込みでのマスクの着用を勧める一方、「屋外では相当な人込みでない限り、着用する意味はない」と詳しく説明した。


 英国政府が一般市民向けにつくったパンフレットでは、マスクについて「感染を防ぐという科学的根拠はない」と明記。世界保健機関(WHO)はマスク着用を医療関係者に勧めるが、市民には「口と鼻を触るのを控える」「人ごみを避ける」といった対策のほうがマスクよりも重要かも知れないと呼びかける。


大混乱は必至

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福岡でもマスクは買えなくなって来ている


このまま行くと大混乱は必至ですね


それもこれも「咳エチケット」を起点とした、感染対策をやらないからです。


今回の騒ぎを見ていて、どのようにして感染症の差別が生じるか、すこしわかりました。


それは(傲慢に聞こえたらごめんなさい)感染対策に対する無知、一知半解です。


今回はこれで済むかも知れません。


鳥インフルエンザが来たら、どうなるのでしょう。




最近、知り合いの先生が多くTVに出演されるので嬉しくなってしまいます。


家族に「あの先生も知ってるよ~」って威張ってます。


賀来先生や松本哲也先生、


昨日は岩田、森兼、森澤先生。


森兼先生が「機内検疫は即刻止めるべきだ」と発言されていて、大変頼もしく思いました。


新型インフル:専門家から意見聴取 方針転換の声が相次ぐ


毎日新聞


 新型インフルエンザの国内対策切り替えに向け、舛添要一厚生労働相は19日、感染症の専門家4人から意見聴取した。感染症法上の扱いを季節性インフルエンザと同じにすることや、機内検疫の即時中止など、根本的な方針転換を迫る声が相次いだ。


 4人は厚労相のアドバイザーの立場。新型インフルエンザ患者の治療にあたっている神戸大大学院の岩田健太郎教授は「軽症であれば、インフルエンザは自然に治る病気。重症度を無視して一律の医療サービスを提供するのは理にかなっていない」と、現在の対策の問題点を指摘。その上で「循環器科などの協力を得て全力で取り組んでいるが、自然に治る病気に入れ込み、命にかかわる心筋梗塞(こうそく)などの治療がおざなりになるのは本末転倒。重症度に応じた治療にするべきだ」と訴えた。


 自治医大病院の森澤雄司・感染制御部長は「一日も早く感染症法上の『新型インフルエンザ』の類型指定から外して季節性と同じ扱いにし、サーベイランスを強化して社会的なインパクトを見極め、行動計画を新しく作っていくことが必要」と指摘した。


 森兼啓太・国立感染症研究所主任研究官は、段階的に縮小される機内検疫について「国内で広がっている中では意味がない。神戸では医療従事者が寝ずに働いており、医療現場に医師を戻すべきだ」と、機内検疫の即時中止を訴えた。




今日の外来に高熱+呼吸器症状の人が5人来た。19~36歳、男1人、女4人。


全員にインフルエンザ検査実施。


4人が陰性、最後の午後4時頃来た女の子はなんとインフルエンザB型だった。


「A型が出たらどうしよう」とヒヤヒヤしながら診療している。




理性的な意見の方も多くおられますね。


新型インフル:専門家に聞く 初の国内感染者



2009年5月16日 21時4分 毎日新聞


 新型インフルエンザの初の国内感染者が確認されたのを受け、専門家に今後の対応を聞いた。


 ◇感染拡大を前提に


 ▽押谷仁・東北大教授(ウイルス学)の話 メキシコや北米で大規模な感染拡大が起きていることを考えると、検疫強化だけで国内へ感染者が入ることを完全に防ぐことは非常に難しい。



 感染が広がってもほとんどの人は軽症で終わると考えられる。


 まず神戸市でどの程度感染が広がっているかを調べ、もし広がっている場合は今後も感染が拡大するとの前提で、患者が多発した場合の医療体制、重症者への対応をどうするのかを具体的に考える段階にきている。


 ◇差別生む過剰反応


 ▽岩崎恵美子・仙台市副市長(元仙台検疫所長)の話 感染者への差別的な言動が出るのを見るにつけ、まるで伝染病予防法の時代に戻ったかのような印象を受けてしまう。


 このような反応が出た理由の一つに、毒性の強い新型インフルエンザを想定した対策に引きずられ、過剰ともいえる対策を取っていることが挙げられる。防護服姿での検疫や長期間の隔離などを見ていれば、医者であっても怖くなってしまう。



 従来のインフルエンザと同様の対策で対処できる。


 ◇水際だけでは無理


 ▽鈴木宏・新潟大教授(国際感染症学)の話 5月の大型連休に大勢の人が感染国を訪れた。その中に感染した人がいてもおかしくない。その人は症状が軽く検疫で申告せずに入国し、他人にうつしたことが考えられる。


 世界保健機関は「水際対策だけでは食い止められない」と指摘したが、その通りだ。大都市で感染が広がっていても不思議ではない。


 高校生の間で流行しており、関西地方で開かれるクラブ活動の全国大会の自粛も考慮すべきではないか。




こんな言い方は傲慢だろうか、しかし、下記のような記事を読むと、日本人の本質的愚かさは何も変わっていないと感じる。


感染対策の意味も良くわからずにやっているから、こんなことになるんだ。



【新型インフル】「帰ってくるな」「謝れ」…大阪・寝屋川市や学校に中傷殺到


2009.5.14 21:42 産経新聞ニュース


 新型インフルエンザで、国内初の感染が確認された高校生ら4人に対する「隔離」と、周囲にいた人たち48人の「停留」措置が、15日夕から次々と解かれる。これまでの厳しい行動制限がなくなり、日常生活が可能になる。だが、生徒らの高校がある大阪府寝屋川市などには、誤解にもとづく誹謗(ひぼう)や中傷が殺到。関係者らは、いわれのない偏見などを危惧(きぐ)している。


 隔離の4人と停留の48人のうち32人が、短期留学の関係者。寝屋川市によると、生徒らが帰国した8日以降、52件の電話が全国から寄せられた。府や学校にも計100件超の電話が寄せられ、多くが行政や生徒らを批判する内容だったという。


 「成田から帰ってくるな」「どうしてあんな学校がカナダ留学にいくのか」といった理不尽な電話や、「なぜマスクをしなかったのか」「早く帰国させるべきだった」といった留学中の行動にも批判が寄せられた。「謝れ」「賠償しろ」「バカヤロー」といった罵声(ばせい)を一方的に浴びせたり、生徒や教員を個人的に中傷したりする内容の電話もかかっているという。


 寝屋川市の危機管理担当者は「人権を傷つけるような電話もある」と相次ぐ心ない電話に困惑。その上で「根拠のない批判に対しては、きっちりと正しい情報を伝えて反論するようにしている」と話している。




今日の昼休み、副院長と西新の有名な坦々麺屋「潤」に行ったら、


ご主人が「さっき王さんが来てたよ~」と。


惜しかった。


けど、今年もソフトバンクは弱いねー。


話にならん。




豚インフルエンザ「空港での検疫、効果なし」、WHOが指摘


2009年04月28日 21:05 発信地:ジュネーブ/スイス


【4月28日 AFP】豚インフルエンザ感染の拡大に伴い、各国が空港での検疫を強化する中、世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は28日、感染した搭乗客を洗い出そうとしても、空港での検疫に効果はないと指摘した。


 WHOのグレゴリー・ハートル(Gregory Hartl)広報担当は「もしも感染していたり、感染源に接触したとしても、空港にいる時点で症状は現れていないだろう。空港での検査、検疫は役に立たない。搭乗客の体温監視も、潜伏期の患者を見つけ出すことはできない」と、報道陣を前に述べた。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2597565/4087769




今回のウイルスは「弱毒性」だそうだ。


しかし、世界で4000万人死んだスペイン風邪も弱毒性だったそうだ。


何か意味が通らないと思いませんか?


鳥インフルエンザよりも致死性が低いということでしょうか?


スペイン風邪が強毒性だったら1億人死んでいたということでしょうか?


いずれにしても取るべき感染対策に変更はないはず。


弱毒性という言葉で油断してはならない、と思う。




機内検疫は諸外国で実施されているのでしょうか?


中国ではされているようですが。


まず重装備した検疫官が客室に乗り込んで行く姿に強烈な違和感を感じます。


乗客の人権はないのですか?


機内にウイルスが蔓延していたとして、自分たちだけは助かりたいのですか、検疫官の皆様?


乗客は機外に脱出して、浮遊するウイルスから逃れようとすることは許されないのですか?


やってることが、異常だらけ、馬鹿げていて話になりません。


もっと良い検疫のやり方があると思いますよ。


まずは全員を機外に出してやることです。